宇都宮市独自の新型コロナウイルス感染症拡大による事業者支援策。
新型コロナ感染症拡大対策の影響によって、急激な売り上げ減少に対する経済対策として行われている、持続化給付金。
宇都宮市でも独自の助成金支援、企業等応援助成金が行われています。
企業等応援助成金って?
宇都宮市で行っている企業等応援助成金とは、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中小・小規模事業者、個人事業主の中で、国の持続化給付金を受けられない人に対して支給するものとして行われています。
国の持続化給付金では、単月の売上が前年同月の半分以下にならないと受けられません。
しかし、売上が半分以下までは落ちなくても、大きく減少したことで事業継続が難しくなっている者でも受けられるものとして用意されたようです。
具体的には、20%以上の売上減少から助成金を受けられるようになっており、売上の減少幅に応じて、助成金の額が増えるという制度になっています。
また、金額は、最大50万円となっています。
書類のやり取りは、主に郵送で行うという事なので、郵送料はかかってしまうのかもしれませんが、このような取り組みを行ってくれることには、感謝の思いの人も少なくないのではないでしょうか?
申請の要件、必要な書類等、きちんと確認し、後でやり直しするようなことがないようにしたいところです。
国の持続化給付金との併用はできる?
基本的には、国の持続化給付金の補助的な役割で、国の持続化給付金の対象から漏れた方が対象という事で、併用は認められていないそうです。
しかし、売上が50%に一度に落ちるのではなく、最初は20%ぐらいの減少から始まり、次第に大きな影響を受け、その後50%以上の下落となった場合には、併用が可能となる場合があるようです。
国の持続化給付金を受け取ってから市の企業等応援助成金を申請することはできませんが、市の企業等応援助成金を受け取った後に、売上がさらに下落し国の持続化給付金の対象となった場合には、市と国の両方の支援を受けることができるようです。
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